ご挨拶
アテレクトミーブラッシュアップコース症例検討会開催につきまして一言ご挨拶させていただきます。
アテレクトミーデバイスの技術向上を目的として開催してきた本会ですが,一昨年からはWEB開催形式で実施させていただいておりますが,以前の対面形式と同様に多くの先生方にご参加いただくことができました。ここに感謝申し上げます。
アテレクトミーデバイスは,バルーンやステントとは異なる技術的なコツがあり,症例毎の細かい工夫も要求されることが多いため,個々の経験を共有していくことがスキルアップには極めて重要と考えます。今回もWEB開催という形式の利点を生かし,多くの先生方と経験を共有し,討論することで,日々の日常診療にお役立ていただけるような形を目指し,症例検討に加えて,エキスパートの先生からレクチャーをいただく構成といたしました.本会がより有意義な会となるように多くの先生方のご参加をお待ちしております。
なお,12月8日にはWEBでのライブデモンストレーションも企画しております.そちらへのご参加もお待ちしております。
プログラム
ライブデモンストレーションコース
ライブ中継施設:おおたかの森病院
オペレーター:濱嵜 裕司(おおたかの森病院)
9:00ー10:30 Live Course1
座長:小林 智子(京都桂病院)
下地顕一郎(済生会宇都宮病院)
スペシャルコメンテーター:添田 信之(星総合病院)
コメンテーター:井ノ口 安紀(総合病院国保旭中央病院)
加藤 大雅(福井県立病院)
武藤 光範(菊名記念病院)
山本 隆介(高岡みなみハートセンター)
10:30-10:50 Short Lecture1
座長:濱嵜 裕司(おおたかの森病院)
演者:細川 哲 (日本鋼管病院)
10:55-12:25 Live Course2
座長:唐原 悟(東京曳舟病院)
羽原 真人(豊橋ハートセンター)
コメンテーター:越田 亮司(星総合病院)
小池 淳平(京都桂病院)
沼澤 洋平(足利赤十字病院)
林 隆三 (総合大雄会病院)
細川 哲 (日本鋼管病院)
12:30ー13:10 ランチタイムセミナー
座長/演者:濱嵜 裕司(おおたかの森病院)
ディスカッサー:唐原 悟 (東京曳舟病院)
坂倉 建一(⾃治医科⼤学附属さいたま医療センター)
沼澤 洋平(足利赤十字病院)
13:15-14:45 Live Course3
座長:小堀 裕一(戸田中央総合病院)
坂倉 建一(⾃治医科⼤学附属さいたま医療センター)
コメンテーター:黄 俊憲 (日本医科大学武蔵小杉病院)
田辺 正喜(野崎徳洲会病院)
藤田 雅樹(江戸川病院)
松村 英斉(済生会宇都宮病院)
14:45-15:05 Short Lecture2
座長: 濱嵜 裕司(おおたかの森病院)
演者: 桑山 明宗(筑波メディカルセンター病院)
15:10-16:40 Live Course4
座長:⿅島 由史(札幌心臓血管クリニック)
平瀬 裕章(高岡みなみハートセンター)
コメンテーター:海老澤聡一朗(信州大学医学部)
古賀 敬史 (千葉徳洲会病院)
三軒 豪仁 (博慈会記念総合病院)
柴田 浩遵 (阪和記念病院)
辻田 裕昭 (昭和大学病院)
12月8日(金) 9:00〜17:00
共催:テルモ(株)
共催:ボストンサイエンティフィックジャパン(株)
共催:(株)島津製作所
東日本アテレクトミー研究会
東日本アテレクトミー研究会とは
冠動脈カテーテル治療は 剤溶出ステント全盛の現在において、バルーンとステントが手技の中心となっています。しかしながら、カテーテル治療の適応拡大に伴い、バルーンやステントだけでは手技に難渋し、アテレクトミーを必要とする症例は決して稀ではありません。アテレクトミーを必要 とする病変は当然 複雑病変であり、アテレクトミーを安全かつ効果的に使用するためにはバルーンやステントとは異なるアテレクトミー特有のスキルが必要となります。
東日本アテレクトミー研究会ではアテレクトミーの基本手技の習得およびスキルアップを目的としてアテレクトミーブラッシュアップコースにおいてライブデモンストレーションおよび講習を通じて最良のアテレクトミーの使用法について討論します。